モンテッソーリ教育は、医師であり教育家であったマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法です。この教育法は、「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在が前提となっています1。モンテッソーリ教育の目的は、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ことです。
https://sainou.or.jp/montessori/about-montessori/index.html
子育てのトレンドにもなっている教育法「モンテッソーリ教育」。
イタリアで初めて医師免許を取得した女性マリア・モンテッソーリが実践・体系化したモンテッソーリ教育は、子供の自己教育力に基づき、子供の自主性や積極性を伸ばす教育法として注目を集めています。
そんなモンテッソーリ教育では、手指を動かし、子供の五感を刺激する知育玩具「教具」が重要なアイテムに!
生まれたての赤ちゃんから使えるモンテッソーリおもちゃ・教具の選び方やおすすめおもちゃ、手作りおもちゃを紹介します♪
0歳のモンテッソーリおもちゃ・教具の選び方
まだ自分からおもちゃを選べない0歳の子供。
そんな0歳の興味を引き出すモンテッソーリおもちゃはどんなものなのでしょうか?
0歳向けのモンテッソーリおもちゃ・教具の選び方を見ていきましょう!
色鮮やかで音が鳴るもの
0歳の赤ちゃんはただ寝ているように見えても、「ものを見る」「音を聞く」「においを感じる」など五感をしっかり使って遊んでいます。
とはいえ視力は未発達なので、赤・青・黄など原色を使った鮮やかな色のおもちゃがおすすめ!「ちょっと派手かも」と思うくらいが、0歳児には認識しやすいです。
また視力よりも聴力が発達しているので、音の出るおもちゃもいいでしょう。
ただ大きすぎる音はよくないので、小さい自然音(木や布など)が出るものがおすすめです。
子供が扱いやすいサイズと重さのもの
子供の月齢によって、扱いやすいサイズや重さは異なります。握力が発達していない時期に重たいおもちゃを持たせると、顔や足の上に落としてケガをしてしまう危険性が。
赤ちゃんの手の大きさに合わせたサイズ、また布製など軽くて落としても痛くない素材のものを選ぶと安心です。
安全性はSTマークをチェック
おもちゃを選ぶ上で何よりも大切なのは、子供が安全に遊べること。おもちゃには日本玩具協会の「STマーク」という安全に関する基準があります。
これは誤飲・窒息・強度・可燃性・安全な素材かなどの検査項目をクリアしたおもちゃにつけられる、安全なおもちゃであることの証明です。
気になったおもちゃにSTマークがついているか、きちんとチェックするようにしましょう。